
「いつか先生になりたい」
その夢がかたちになった日。
─専業主婦からリボン講師へ 私のストーリーー

プロフィール
三重県津市
ちずみんはうす
金子ちずみ
三重県在住。大学院専攻科を卒業後、結婚を機に専業主婦に。3人の子育てをしながらも「いつか先生に」という思いを胸に、お稽古ごとを続けてきました。
2019年にリボンの資格を取得。2020年からレッスンをスタートし、2021年にはPave ribbon認定講師に。2024年より百貨店催事に参加、現在はPave ribbon代表認定校として活動中。
2023年には紹介制・女性専用の自宅教室を開講。リボンやお茶会、麹料理など、心がふっと緩む学びの場を目指しています。
お教室を始める前は何をしていましたか?
私は、リボンの先生になる前は、パート勤務すら経験のない、完全な専業主婦でした。
女子大学の大学院専攻科を卒業後、一度は就職しましたが、わずか9ヶ月で結婚。
夫が家業を継ぐために戻っていた三重県に住むこととなり、退職しました。
そこから、家庭と2男1女の育児に全力を注ぐ日々が始まりました。
学生時代には、アルバイトや実家での個人塾の主宰など、人に教える経験を積んでいました。
教員免許も取得していたため、「いつかは何かの先生になりたい」という想いは、
結婚後もずっと心の中にありました。日々の生活や育児の合間に、
自分自身のお稽古ごとにも通い、学ぶことは続けていました。
リボンと出会ったきっかけは~リボン講師になるまで
リボンの資格を取ったのは2019年のことです。
もともと可愛いものが好きで、何かを学ぶのも好きだったので、自分の趣味として受講しました。
このときは、まさか自分が“リボンの先生”になるなんて、全く想像していませんでした。
きっかけは、通っていたレッスンカフェの先生からのお声がけでした。
「レッスンしてみませんか?」と言っていただいても、最初は2回ほどお断りしてしまったんです。
育児と家事に専念してきた専業主婦の私には、自信がなかったんだと思います。
それでも何度も背中を押していただいて、やっと一歩を踏み出すことができました。
2020年頃のことです。
初めてのレッスンはどんな風に始まったのですか?
始めたのは、ちょうどコロナ禍の真っ只中。
急ぐことなく、ゆっくりとマイペースにスタートできたことは、私にとってとてもよかったと思います。
私は「やる!」と決めたら詰め込みがちなので(笑)、
自然とスピードが落ちる環境はむしろありがたかったです。
最初のオンラインレッスンでは、お友達が練習台になってくれて、
少しずつレッスンの流れを整えていきました。
最初はやっぱり不安もありましたが、協力してくれるお友達がいてくれたおかげで、
少しずつ進めることができました。
専業主婦だった私にとって、オンラインはとても心強いツールでした。
距離に関係なく学べる、つながれる。その可能性にワクワクしたのを覚えています。
Pave ribbonとの出会いはどんなものでしたか?
InstagramでキラキラのPave ribbonを初めて見たとき、「これ何!?可愛すぎる!」と一目惚れしました。
すぐにオンラインで受講し、認定講師になりました。
おうちにいながら県外の先生に学べるなんて、当時の私にとっては夢のようなことでした。
そこから、Pave ribbonのコレクションを少しずつ受講していくようになりました。
作成した物を自身がつけることでレッスンが増えていきました それくらいPave ribbonはすごく魅力的なリボンなんです
--Pave ribbonをお教室のメニューにされてからの変化はありましたか?
当時はリボンの習い事が名古屋から全国にも広まっていった時期でもあり、とにかく、予想以上に、たくさんの方が受講してくださいました。
その後も、続々と新作が出る度に受講してくださったりと、リピーター様が多いのもPave ribbonの特徴です。
名古屋の女性は年齢を問わずリボンが好きな方が多くて、キラキラ華やかなデザインも大人気なんです。
自宅教室のスタートと百貨店催事への参加
コロナで出来なかった自宅教室は2023年12月からスタート 講師の先生を招いてのお茶会
リボン教室 麹料理教室 などを開催しています。
安心して通える紹介制の女性専用のお教室です たくさんの仲間にも出会い楽しく
毎日を過ごすことが出来ています!
そして、2024年からは百貨催事へも挑戦しています。
名古屋・大阪の催事に参加させていただき、講師仲間も増え世界がどんどん広がっています。
これからも新しいことに挑戦していきたいと思っています。